若いころは「貧血気味ですね」と言われるだけだった
私は長い間、鉄欠乏性貧血に悩んできました。
若いころから健康診断で「貧血気味ですね」と言われることはありましたが、当時はそれほど深刻に受け止めていませんでした。立ちくらみがあったり、疲れやすかったりすることはありましたが、「体質なのかな」と思っていたのです。
貧血というと、ふらっと倒れてしまうような強い症状を想像する方も多いかもしれません。しかし実際には、もっとささやかな形で体にサインが現れていることがあります。
当時の私は、そのサインにほとんど気づいていませんでした。
今思えば、体はずっとサインを出していた
年齢を重ねるにつれて、少しずつ体の変化を感じるようになりました。
・朝起きても疲れが取れていない
・階段を上ると息が切れる
・集中力が続かない
忙しい毎日の中では、「今日は疲れているのかな」と思ってしまいがちです。けれど今振り返ると、これらも体が出していたサインだったのかもしれません。
健康診断で「鉄欠乏性貧血」と言われるたびに鉄剤を処方され、しばらく飲むと数値は改善します。そして薬をやめると、また数年後に貧血を指摘される。
そんなことを何度も繰り返してきました。
そのころは「貧血はよくあること」とどこかで軽く考えていましたが、体はずっと鉄不足という状態を知らせてくれていたのだと思います。
月経過多と貧血の関係
私の場合、月経量が多かったこともあり、慢性的に鉄が不足しやすい状態だったようです。
女性は月経によって鉄が失われやすいと言われています。月経量が多いと、その影響はさらに大きくなります。

実際、一昨年子宮内膜ポリープが見つかり、日帰り手術を受けることになりました。長年の月経過多も、体に少なからず影響していたのではないかと感じています。
それまでは「貧血は体質のようなもの」と思っていましたが、体の状態や女性特有の変化など、さまざまな要因が関係しているのかもしれないと考えるようになりました。
貧血のサインは立ちくらみだけではない
貧血というと「立ちくらみ」のイメージが強いですが、実際にはそれだけではありません。
例えば、
・疲れやすい
・頭がぼんやりする
・朝すっきり起きられない
・なんとなく体が重い
・集中力が続かない
こうした変化も、鉄不足が関係していることがあると言われています。
もちろん、すべての不調が貧血によるものとは限りません。ですが、体はいつも何かしらのサインを出しているものだと感じています。
体の小さなサインを見逃さないこと
私自身、長い間貧血を軽く考えていた時期がありました。しかし今では、体はとても正直だと感じています。
体調の変化は、ある日突然起きるものではなく、少しずつ積み重なっていくものなのかもしれません。
忙しい日々の中では、自分の体のことを後回しにしてしまうこともあります。それでも、体はこれからもずっと一緒に過ごしていく大切な存在です。
だからこそ、ときどき立ち止まって、体が出している小さなサインに目を向けてみることが大切なのではないかと思うようになりました。
もし「なんとなく疲れやすい」「以前より体が重い」と感じることがあれば、それは体からのサインかもしれません。
忙しい日々の中でも、ときどき自分の体の声に耳を傾ける時間を持てたらいいですね。


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